今回は価格の安い初心者におすすめとされるペンタブを実際に使用したレビューについて比較も交える形でご紹介していきたいと思います。
なおここでご紹介するものは、アマゾンで取り扱われるペンタブレットの中でも「Amazon’s Choice」商品としてプッシュされているような高評価なもので、初心者におすすめとされる価格の安いペンタブ3つについて書いていきたいと思います。
目次
初心者におすすめとされる価格の安いペンタブ3選
とにかく価格の安い入門ペンタブレットが欲しい方はこちら
XP-Pen ペンタブレット StarG430S B
価格 | 3499円 |
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筆圧レベル | 8192レベル |
読み取り精度 | ±0.01インチ(0.0254cm) |
本体サイズ | 11cm×16.4cm、薄さ2mm |
対応システム | Windows® 7/8/10, Mac® 10.10以降 |
同梱内容 | ペンタブレット本体 P01筆圧ペン クイックスタートガイド 替え芯 替え芯掴み取る器 |
付属ソフト | なし |
ペンタブレットの中でも最も安い価格帯で購入できる、口コミでも評価の高いペンタブです。
インストールが非常に簡単で、とにかく低価格であることが良いです。
ただ実際に使用した感じでは、ちょっとした絵ならば描けそうですが、少しでも本格的な絵を描くとなるとこのペンタブでは厳しいです。(不器用な方ならマウスの方がまだかきやすいかもしれません。
レビュー上ではペンがペンタブ本体に触れていないにもかかわらず感知して描画してしまうと言われていますが、この問題はペンについているボタンを押しながらペンタブに触れることで解消させられます。
ということでこのペンタブは本格的な絵を描くには向いていないけれども、OSUゲームでの使用する場合や、ウェブデザイナーの方でワイヤーフレームの作成などをする際に利用するのが適しています。
良い評価
悪い評価
アマゾンベストセラー1位の初心者向けペンタブレット
XP-Pen Deco01
参考価格 | 5999円 |
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筆圧レベル | 8192レベル |
読み取り精度 | ±0.01インチ(0.0254cm) |
作業エリア | 25.4×15.87cm、薄さ8mm |
対応システム | Windows10/8/7、Mac OS 10.10以降 |
同梱内容 | ペンタブレット P03スタイラスペン 替え芯×8 ペンホルダー Type-Cケーブル マニュアル 二本指グローブ |
付属ソフト | なし(openCanvas6(2018年7月31日で特典キャンペーン終了)) |
アマゾンベストセラー1位の初心者向けペンタブレットです。
作業エリアが10×6.25インチ(25.4×15.87cm)と広く、性能の割にコストパフォーマンスが良いということで大変評価が高いです。
良い評価
悪い評価
お手ごろな値段で本格的な機能性のあるペンタブが欲しい方に
Wacom Intuos Smallベーシック TCTL4100/K0
価格 | 6843円 |
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筆圧レベル | 4096レベル |
読み取り精度 | ±0.25mm |
本体サイズ | 20x 16 cm、薄さ9mm |
対応システム | Windows: Windows® 7以降(最新のSP適用。Windows 10 Sを除く)、Mac: OS X 10.11以降 |
同梱内容 | ペンタブレット本体(Bluetooth非対応) Wacom Pen 4K、USBケーブル(ケーブルバンド付。1.5m) 替え芯(標準芯3本。ペンの中に同梱) 芯抜き(ペンの後ろ側に搭載) クイックスタートガイドレギュレーションシート |
付属ソフト | Corel® Painter® Essentials™ 6(スケッチ) 2Corel® AfterShot™ 3(写真加工) |
こちらは国産の人気メーカーワコムのリーズナブルかつ本格的な機能を持つペンタブレットです。
上で紹介した最安のXP-Pen StarG430S Bよりも少し値段が張りますが、こちらは更に機能性が高くて本体のサイズが大きくペンが持ちやすかったりすることから、自分の思い通りに描画がしやすく、これによりある程度本格的な絵も十分に書くことができます。
値段的にもお手頃なので、初めて絵を描くためにペンタブを購入する場合におすすめです。
良い評価
悪い評価
値段の差によるペンタブの違いは?
上記でも紹介したXP-Pen ペンタブレット StarG430S BとWacom Intuos Smallベーシック TCTL4100/K0の2つのペンタブレットで実際に簡単な絵を描いてみた結果が以下の通りです。
XP-Pen ペンタブレット StarG430S Bで描画した絵
Wacom Intuos Smallベーシック TCTL4100/K0で描画した絵
この通り少し値段の高いペンタブレットで描画した方が書きやすいことから、線が滑らかに描けているのが分かります。
値段差は3000円程度ですが、書きやすさに関してはかなり違いましたね。
描きやすさがもたらす恩恵としては、線が滑らかに描けるので絵が上手く見えることはもちろん、描きにくいペンタブと比べてもイラストをすぐ完成させられるので、時間的に効率的であるというメリットも実は非常に大きいと思います。
例えば価格の安い描きにくいペンタブを使って、senseiのようなイラスト学習サイトで次々を絵を書いて学習を進めていく場合、どうしても描く線がガタガタになるので絵を描き終えるまでに時間がかかるうえに、やっぱり完成度(絵の上手さ)も低いですし、回数を重ねても絵が上達しているという感覚が得づらいです。
つまり努力してもそれが成果に見合いにくいので、モチベーションが上げづらく絵の練習を継続させること自体が難しいんですよね。
ちなみにこの価格の違う2つのペンタブでの書きやすさの違いは性能さの他にも
- ペンの持ちやすさ
- ペンタブレット本体のサイズの違い
といったところが書きやすさの違いを生み出しているものだと感じました。
ペンが持ちやすさ
上の画像の通りXP-Pen ペンタブのペンの方は形状が円柱で少し持ちにくいですが、下のWacom Intuos Smallのペンの方は形状が同じ円柱ベースですが、持つところだけ若干凹んでいることから持ちやすくて書きやすいですね。
タブレット本体のサイズの違い
左がXP-Pen。そして右がWacom Intuos Smallです。
画像でもわかる通り、XP-PenよりもWacom Intuos Smallの方が少し大きいですが、この分だけかなり書きやすさに違いがでてくる印象です。
例えば左側の小さめのXP-Penの方は、ペンを少し動かしただけでパソコンの画面上では結構な長さの線が描かれるので、細かい描写をするのがかなり難しかったりします。
一方で右の大きめの方のWacom Intuos Smallで書いた場合は、ペンを少し動かしてもパソコン画面上ではさほど線が長くならないので、細かい描写もたやすくなっている感じですね。
まとめ
ということで今回は初心者におすすめとされる価格の安いペンタブ3選と、実際に購入して使ってみて感じた価格の違う2つのペンタブレットの違いについてご紹介しました。
osuゲームやワイヤーフレームを描くときにしか使用しないような場合は最安の価格帯のペンタブが良さげですが、「絵を本格的に書きたい!」という場合だと格安のものよりも、少し値段が高い(ある程度機能性が高い)ペンタブを購入するほうが後々絶対に良いと思います。
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