パソコンの動作が遅いと何をするにしてもいちいち時間がかかってめんどくさいですよね?
そこで今回はwindows10におけるパソコンの動きが遅い原因とその改善・対処方法について紹介していきたいと思います。
目次
パソコンの動きが遅い!原因は?
パソコンの動きが遅いのには、主に下記の原因が考えられます。
- メモリの容量不足
- ドライブの空き容量が少ない
- パソコンの内部にホコリが溜まっているなど排熱に問題がある
- コンピューターウイルスに感染している
- 動作の重いセキュリティソフトを使っている
メモリの容量不足
パソコンの動きが遅い原因のひとつとしてまず考えられるのが、メモリの容量不足によるものです。
メモリというのは簡単に例えるなら、作業台の机(天板)の広さのようなもの。
机の面積が狭ければ複数の資料を全部広げて見ることが難しくなり、作業効率も悪くなります。
これと同様にパソコンでもメモリの容量が不足すると、パソコンの作業効率が悪くなり、動きも遅くなってしまいます。
メモリの容量が大きくても、アプリやブラウザを複数同時に動作させることで、メモリの使用率が100%近くになり、作業効率が悪くなるので動作が遅くなります。
起動ドライブの空き容量が少ない
windoesのOSが保存されているドライブ(起動ドライブ)の空き容量が少ない場合も、パーフォーマンスが下がることにつながるので、動作が遅くなる原因になります。
パソコンの内部にホコリが溜まっているなど排熱に問題がある
パソコンの内部にホコリが溜まるなどして上手く排熱されない場合は、本体に熱がこもることから、動きが重くなってしまう原因になります。
コンピューターウイルスに感染している
パソコンがウイルスに感染している場合も、それがバックグラウンド(見えないところ)で色々と動作をすることから、パソコンの動きが遅い原因になりえます。
動作の重いセキュリティソフトを使っている
セキュリティソフトの中には動作が重いものがあったりします。
中でも無料のセキュリティソフトだと全体的にかなり遅くなることもあるので、気になる場合は一度セキュリティソフトを一時的にオフにして動作を確認してみると良いでしょう。
パソコンの動きが遅いときの改善・対処法は?
パソコンの動きが遅いときの対処法としては、主に下記の改善策が有効的です。
- パソコンを再起動させる
- メモリを交換・増設する
- 起動ドライブの空き容量を減らす
- パソコンの内部を掃除する
- ウイルス対策を行う
- セキュリティソフトを軽いものにする
パソコンを再起動させる
最も簡単で手っ取り早い方法です。
再起動させることで、メモリの状態が初期化され改善されることが期待されます。
メモリを交換・増設する
パソコンの動作が重くなる原因の一つとして、メモリ不足が挙げられるので、メモリを新たに交換・増設するのも有効的です。
起動ドライブの空き容量を増やす
起動ドライブと呼ばれるwindoesのOSが保存されているドライブの空き容量を減らすことで、パソコンのパフォーマンスの向上が期待されます。
なので起動ドライブにある不要なアプリやデータなどを削除するか、ディスククリーンアップを行うと良いでしょう。
また、アプリなどの保存先を起動ドライブではない別のストレージに変更させるのも良いでしょう。
やり方は「システム」>「記憶域」>「新しいコンテンツの保存先を変更する」から簡単に行えます。
ストレージがなければ、外付けHDDなどを用意して、そこに保存するのも手です。
パソコンの内部を掃除する
パソコンの内部にホコリが溜まっていることでも、動作が重くなる原因になるので、可能であればパソコン内部のホコリを除去して、排熱対策すると良いでしょう。
ウイルス対策を行う
ウイルスによっても動作が重くなる原因となるので、セキュリティソフトでチェックして必要なら対処しておきたいところです。
セキュリティソフトを軽いものにする
セキュリティソフトの中には動作を重くしてしまうモノもあるので、もしそうしたものを使っているのであれば、機能性に優れたものはもちろん動作の軽いウイルスソフトを使うと良いでしょう。
ちなみに軽さ・機能性・コスパすべてにおいてバランスよく良いセキュリティソフトとして「ESET」があります。
私も使っていますが、非常に動作も軽くコスパも良くて機能性も良いと評判なのでおすすめです。
それでも改善しなければクリーンインストールをするのも手
パソコンの動作が遅いのはもちろん、エラーなどの不具合がよく起きるのであれば、最終手段としてクリーンインストールを検討してみると良いでしょう。
クリーンインストールとは初期化のことで、購入時のようにwindowsを初期状態に戻すということです。
やり方はまずデータのバックアップを取り、その後windowsを再インストールします。
詳しい手順は下記のページで解説しています。
クリーンインストールでダメならパソコンの買い替え時かも
そもそものパソコンが古かったり、状態が悪かったりしている場合は、基本的に改善の見込みが薄いです。
このようにパソコンが治る余地がないようなものであれば、いっそのこと買い替えを検討してみると良いかもしれません。
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